それでも世界は美しい:「花とゆめ」の人気マンガ 4月からテレビアニメ化

20日発売の「それでも世界は美しい」(白泉社)6巻の表紙
1 / 1
20日発売の「それでも世界は美しい」(白泉社)6巻の表紙

 雨を降らせる不思議な力を持つ勝ち気な姫と、有能ながら孤独な少年王の絆を描いたマンガ「それでも世界は美しい」が、4月からテレビアニメ化されることが14日分かった。作者の椎名橙(しいな・だい)さんはアニメ化について喜びながら「(ヒロインの)ニケの歌がどうなるのか楽しみにしています」と話している。

ウナギノボリ

 「それでも世界は美しい」は、2009、11年に「花とゆめ」(白泉社)で読み切り作品として掲載され、12年から本格連載がスタートした。「雨の公国」の姫であるニケは、姉たちとのじゃんけんに負け、3年で世界を征服した「晴れの大国」にいやいや嫁ぐことになるが、“恐怖の王”と言われたリヴィウス1世(リビ)が年下の少年と知って驚く。そのリビから唐突に、「アメフラシ」の能力を見せるように言われてニケは反発して手を出し、牢屋(ろうや)へ直行。最初は形だけの夫婦だったが、共に過ごすうちに心を通わせ、絆を深めていく。

 20日発売の「花とゆめ」4号には、見開きで作者・椎名さんのイラストと特別インタビュー、アニメ化の詳細情報が掲載される。また、コミックスの最新6巻も同日発売される。

アニメ 最新記事