エルトゥールル号事件:東映が映画化発表 日本・トルコ合作で15年公開へ

エルトゥールル号=和歌山県串本町提供
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エルトゥールル号=和歌山県串本町提供

 1890年9月に和歌山県沖でオスマン帝国(トルコ)の軍艦が遭難し、日本人が乗組員を救助したことで知られるエルトゥールル号遭難事件を基にした映画「エルトゥールル」(仮題)が、日本とトルコの合作で製作されることがわかった。東映が同日、東京都内で開いた「2014年ラインナップ発表会」で明らかにした。監督は「利休にたずねよ」の田中光敏監督で、公開は2015年の予定。

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 また、1972~73年に放送された石ノ森章太郎さん原作の特撮ドラマ「人造人間キカイダー」のリメーク作品「キカイダー REBOOT」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキャストが集結する「TOEI HERO NEXT」シリーズの新作「俺たち賞金稼ぎ団」が5月に公開されることも発表。三池崇史監督の「誰にもあげない 真四谷怪談」が「喰女−クイメ−」とタイトルを変更して公開されることも明らかになった。

 会見では2015年までに公開予定の24タイトルを発表。女優の吉永小百合さんが企画にも初挑戦した主演映画「ふしぎな岬の物語」の成島出監督、話題の実写映画「魔女の宅急便」の清水崇監督、人気作家・万城目学さん原作の「偉大なる、しゅららぼん」の水落豊監督、女優の剛力彩芽さんが初主演する恋愛映画「L・DK」の川村泰祐監督、玉木宏さん、石原さとみさんらが出演する「幕末高校生」の李闘士男監督らが出席し、作品の見どころなどを紹介した。

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