俳優の伊原剛志さん(50)が、4月スタートの深夜ドラマ「トクボウ 警察庁特殊防犯課」(読売テレビ・日本テレビ系)で主演を務めることが21日、明らかになった。伊原さんは50歳にして初の連ドラ主演で「チャンスをいただけたので思いっきりはじけてやっていきたい」と意気込みを語っている。
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ドラマは、高橋秀武さんのマンガ「トクボウ 朝倉草平」(集英社)が原作。表向きは2人しかいない暇な部署だが、裏では法で裁けない悪を懲らしめる特命を受けている警察庁生活安全局特殊防犯課(トクボウ課)を舞台に、伊原さん演じる指導係警視・朝倉草平の活躍を描く。
朝倉は「あ~、死にたい」が口ぐせの無気力で自虐的な性格だが、法では裁けない悪人を見つけると、“矯正執行”(悪人を更生させる行為)の名の下、再犯しようなどと二度と思わせないように縄で縛るなど精神的屈辱を与え、悪の道から更生させる。さらに体を鍛えている健康オタクという設定で、ドラマではシャワーシーンも登場するという。そのほか、トクボウに所属する指導係の警視正で、朝倉をこき使うドSキャラの叶美由紀を安達祐実さん、朝倉にパシリとして使われ、悪人退治に次々と巻き込まれる平巡査・辻恵一を松下洸平さんが演じる。
ドラマでは、食品偽装、ブラック企業、脱法薬物など世相を反映した事件も題材として取り扱われる。2月下旬からクランクイン予定で、伊原さんは「今の時事ネタを取り込んだ面白いストーリー」と台本の印象を語り、撮影に向けて「毎回、緊縛師の方に指導いただきながら悪人を縛り上げていくと聞いてるので、未知なる緊縛の世界を体験できるのを楽しみにしています(笑い)」とコメント。さらに初共演という安達さん、松下さんについて「どんな化学反応が起こるのか楽しみ」と期待を寄せている。ドラマは「プラチナイト木曜ドラマ」枠で、4月3日から毎週木曜午後11時59分に放送。
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