ふなっしー:全国のご当地キャラを“乗っ取り”宣言

「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE −亜空の深淵−」のイベントに登場したふなっしー
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「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE −亜空の深淵−」のイベントに登場したふなっしー

 千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が21日、東京・新宿の「カラオケの鉄人歌舞伎町一番街店」で開催された劇場版アニメ「モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE −亜空の深淵−」の公開記念イベントに、ヒロインと同じ海賊の衣装で登場した。同作のPR大使に就任したふなっしーは、“乗っ取り”をテーマに全国のご当地キャラなどに海賊の衣装を着せてPR活動を行うことになり、「全国のご当地キャラを乗っ取るなっしー!」と宣言した。

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 ふなっしーは“乗っ取り”たいキャラとして、「ひこにゃん」や「くまモン」、「ちっちゃいおっさん」などの“ビッグネーム”を挙げ、「(自分は)半分フリーみたいなものだけど、堅いところは無理なっしー。民間(企業などのご当地キャラ)は融通がきくなっしー」と分析。海賊の衣装には「テンションが上がるなっしー」と喜んでいたが、「ちょっと重いなっしー」とうずくまる場面も。また、アニメについて聞かれると「『ドラゴンボール』とかが好きだったなっしー。最近は『進撃の巨人』が好きなっしー」と話していた。

 「モーレツ宇宙海賊」は、笹本祐一さんのSF小説が原作で、亡くなった父親の跡を継いで宇宙海賊船・弁天丸の船長となった女子高生・加藤茉莉香の成長を描いたテレビアニメが2012年に放送され、人気を集めた。劇場版は完全オリジナルストーリーで、謎の少年・無限彼方ら新キャラクターも登場する。テレビ版と同じく1990年代を代表するSFアニメ「機動戦艦ナデシコ」の佐藤竜雄さんが監督、オープニングテーマを人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」、テーマソングを「angela Presents/中川翔子」、イメージソングを茉莉香役の声優・小松未可子さんが担当している。

 22日の公開に合わせ、同作のキーワード「乗っ取り」をテーマに全国各地の名物や名所など、さまざまな“何か”を乗っ取ってしまうという「モーレツ乗っ取り計画」と題したプロモーションも実施。ふなっしーとともにPR大使に選ばれた東京・大崎と戸越銀座の「スパンキー」や東京・渋谷駅モヤイ像の「くもっくる」といったご当地キャラも、全国のご当地キャラやご当地アイドルらに海賊の衣装を着せるPR活動を展開する。

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