玉山鉄二:秋放送の朝ドラ「マッサン」で主役に決定 妻役は米女優

NHK連続テレビ小説「マッサン」の主役夫婦の夫・マッサン役に決まった玉山鉄二さん(左)とシャーロット・ケイト・フォックスさん
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NHK連続テレビ小説「マッサン」の主役夫婦の夫・マッサン役に決まった玉山鉄二さん(左)とシャーロット・ケイト・フォックスさん

 俳優の玉山鉄二さんが、9月にスタートする2014年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「マッサン」の主役夫婦の夫・マッサン役に決まったことが4日、同局で発表された。朝ドラ史上初の外国人ヒロインで玉山さん演じるマッサンの妻役は米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが演じる。夫婦が主役となるのは朝ドラでは初めて。

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 放送中の「ごちそうさん」、31日スタートの「花子とアン」に続く9月29日放送開始予定の「マッサン」は、日本のウイスキーの誕生を支えた竹鶴政孝とその妻の英国人の妻・リタをモデルにした奮闘記。主人公の名前を亀山政春と亀山エリーに変えて玉山さんとフォックスさんが演じる。「マッサン」とは、難しい日本語と格闘したヒロインが愛情を込めて呼んだ夫の愛称で夢に生きる不器用な日本男児と大阪弁を話す気品あふれる英国人妻という凸凹夫婦の人情喜劇を、映画「パッチギ!」や「フラガール」などで知られる羽原大介さんの脚本で描き出す。

 舞台は大正時代、ウイスキーに目覚めた造り酒屋の跡取り息子が、本場のスコットランドに単身渡り、現地の女性と恋に落ち、駆け落ち同然で国際結婚する。ヒロインは、日本で文化の違いに翻弄(ほんろう)されながらも、大阪弁を身につけ、日本の“おもてなしの心”を知り、“日本人の美徳”を見いだしていく。太平洋戦争時にはスパイ容疑までかけられるが、それでも日本を愛し、厳しい時代を生き抜く……という物語。放送は9月29日~15年3月28日、全150回を予定。 

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