機動戦士ガンダム:那須ハイランドに実物大シャアザクの“整備工場”

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 人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国軍のモビルスーツ(MS)・ザクの実物大整備工場がこのほど、今年35周年を迎える遊園地「那須ハイランドパーク」(栃木県那須町)にお目見えした。“赤い彗星(すいせい)”こと人気キャラクターのシャア・アズナブルが搭乗するシャア専用ザクが整備されている様子がリアルに再現されている。

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 同園は35周年を迎えるのを記念し、2012年に日本最大級の“トイ”のテーマ館としてオープンした人気施設「BANDAI・キャラクタートイスタジアム」を完全リニューアル。実物大のザク整備工場を目玉に据えた「『機動戦士ガンダム』特別展 in BANDAI・キャラクター トイスタジアム」として、今月1日から2015年1月5日までの期間限定で公開中だ。

 特別展で再現されたザク整備工場には、高さ約6メートルのシャア専用ザクの実物大胸像を設置。周囲には整備のための足場が組まれ、機械類などが乱雑に置かれており、まさに整備中で次なる出撃を待つ“赤い彗星”が整備状況を確認に訪れそうな雰囲気だ。来場者は2階の展望デッキから名機を眺めることができる。

 同展に全面協力したバンダイの関係者によると、シャア専用ザクの頭部の実物大模型はこれまでにも各所で展示されていたが、胸像は今回が初めて。今まであった頭部を流用するのではなく、約1カ月半をかけて今回のために一から制作したという。ファーストガンダムで描かれた一年戦争のどこかで、ジオンの基地内の整備工場において、次なる出撃のためにメンテナンスを受けているという設定だ。

 施設内には「Zガンダム」「ガンダムエクシア」「ダブルオーガンダム」「ガンダムAGE−1 ノーマル」の10分の1サイズの立像4体も展示。ファーストガンダムから「ガンダムビルドファイターズ」までの歴代ガンダムのパネルや歴代パイロットの名言パネルもずらりと並び、シャアやクワトロ・バジーナに関するクイズコーナーも用意されている。

 さらに、アニメの名場面を再現したガンダムメモリアルフォトコーナーも。「坊やだからさ」の名言が生まれたバーを再現した「シャアのいるBAR」をはじめ、「デギン公王の椅子」や「ガンダムRX78−2」のコックピットが設置され、自由に写真撮影を楽しむことができる。館内にはガンプラや歴代玩具の展示や巨大ジオラマなども設置。ガンダムグッズが買えるショップも併設されている。同展は入場無料(別途入園料は必要)。

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