AKB48大島優子:卒業後も被災地応援継続誓う 被災3県で支援ライブ

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 東日本大震災から丸3年の11日、AKB48グループが岩手、宮城、福島の被災3県を訪問し、復興支援ライブを行った。専用劇場4カ所でも特別公演を開催し、7会場を中継で結んで復興応援ソング「掌が語ること」をメンバー266人で大合唱した。仙台市出身で被災メンバーの岩田華怜さんらと、宮城県石巻市を訪問した大島優子さんは、今回がAKB48メンバーとしては最後の被災地訪問ということから、「私自身、AKB48を卒業した後も、何らかの形で自分なりに被災地の皆さんを応援する活動を続けていきたいと思っています」と呼びかけた。

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 同グループは震災後、「誰かのために」プロジェクトをスタートさせ、募金活動をはじめ、定期的な被災地訪問活動などを続けてきた。この日、震災が起こった午後2時46分には、メンバーがそれぞれの場所で黙とうを行い、犠牲になった人々に哀悼の意を表した。被災した当時、小学6年生でAKB48の研究生のオーディションを受けていたという岩田さんは、「ふるさとのために自分に何ができるのかを考えたときに、やっぱりAKB48に入りたいと思い、決意をして、それからもう3年がたちました」と振り返り、「ふるさとの人たちはいつでも温かく迎え入れてくれるので、そういうホームがあるというのが私にとっての支えだなと本当に思います」と話した。

 柏木由紀さん、峯岸みなみさんらと岩手県宮古市を訪問した渡辺麻友さんは「皆さんと触れあえて握手もさせていただけて、たくさん話せて、本当にこうして喜んでもらえることがうれしいです」とコメント。高城亜樹さん、NMB48の山本彩さん、HKT48の指原莉乃さんらとともに福島県南相馬市を訪問した島崎遥香さんは「自分自身、AKB48としてもできることをこれからも続けていこうと思いますし、3月11日だけではなく、ずっと皆さんに東北のことを考えていってほしい、心に留めておいてほしいと思いました」と話した。

 AKB48劇場公演に出演した高橋みなみさんは「被災地への訪問活動は先月で34回を数え、3月11日は毎年特別公演を行っています。私たちがこの日を思ってステージに立つことで、たくさんの方々が、今日この日が東日本大震災の起きた日であり、そして、忘れてはいけない日なんだと思っていただけたらと思います」と訴えた。

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