注目アニメ紹介:「それでも世界は美しい」 おてんば姫と少年王の絆描く

(C)椎名橙・白泉社/王室会報誌編集部
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(C)椎名橙・白泉社/王室会報誌編集部

 雨を降らせる不思議な力を持つ勝ち気な姫と孤独な少年王との絆を描いた「それでも世界は美しい」が5日深夜から順次スタートする。原作は椎名橙さんが「花とゆめ」(白泉社)で連載中の人気マンガ。

ウナギノボリ

 王家一族が雨を呼ぶ能力を受け継ぐ「雨の公国」の第4公女であるニケは、姉たちとのじゃんけんに負けて、たった3年で世界を征服した「晴れの大国」に嫁ぐことになる。そこで対面した“太陽王”ことリヴィウス1世(リビ)が、年下の少年と知って驚くニケだった……。

 退屈を紛らわせるために「雨の公国」から妻を迎え入れたリビは、ニケにつまらない理由で「アメフラシ」の能力を見せるように命令する。それに反発して手を出したニケは牢屋に送られるが、そんな態度が逆にリビに気に入られ、やがて2人は次第に心を通わせていく。がさつな面もあるニケを「山猿」と呼びながら彼女の理解者でもある太陽王の首席秘書官・ニールや、「晴れの大国」の神官で、リビやニケに悪意を抱いているラニ・アリステスらの思惑が絡んだ群像劇も見どころだ。

 ニケは今回が初の主演となる前田玲奈さん、リビは「Free!」の島崎信長さん。アニメーション制作は「しろくまカフェ」や「キングダム」のスタジオぴえろが担当する。放送は日本テレビ、福岡放送ほか。 

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