注目アニメ紹介:「メカクシティアクターズ」 新房監督&シャフトが「カゲプロ」をアニメ化

「メカクシティアクターズ」のキービジュアル (c)KAGEROU PROJECT/1st PLACE (C)じん/1st PLACE・メカクシ団アニメ製作部
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「メカクシティアクターズ」のキービジュアル (c)KAGEROU PROJECT/1st PLACE (C)じん/1st PLACE・メカクシ団アニメ製作部

 マルチクリエーターのじんさんの楽曲から始まったメディアミックスプロジェクト「カゲロウプロジェクト(カゲプロ)」のアニメ版「メカクシティアクターズ」が12日、スタートする。「魔法少女まどか☆マギカ 」などの新房昭之さんが総監督、じんさんが脚本を担当し、“目”にまつわる能力を身に着けたさまざまなキャラクターの群像劇が描かれる。

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 「カゲプロ」は、じんさんが音声合成ソフト「ボーカロイド」で制作し、動画サイトで公開した楽曲「人造エネミー」からスタート。関連動画の再生回数は2500万回を超え、小説などさまざまなメディアミックスが行われており、若年層を中心に絶大な支持を得ている。アニメ版は、じんさんは脚本のほか、オープニング、エンディングテーマを書き下ろしている。

 中学、高校を通じて全国模試トップクラスの成績を収めた青年・シンタローは、親友の自殺をきっかけに高校を中退し、引きこもり生活を続けていた。所有しているパソコンに侵入した謎のソフト・エネに手を焼く日々を送っていたが、マウスとキーボードが壊れたため、2年ぶりに外出する。そして、ショッピングに出かけたデパートで、立てこもり事件に巻き込まれてしまう。登場するキャラクターは“目を奪う”“目を盗む”といった目に関する能力を身に着けた少年や少女たちだ。彼らは“メカクシ団”に所属し、次々と起こる事件を解決し、謎を解き明かしていく。

 シンタロー役は「うたの☆プリンスさまっ♪」などの寺島拓篤さん、エネ役は「ひだまりスケッチ」などの阿澄佳奈さんが担当。「魔法少女まどか☆マギカ」などのシャフトが制作する。放送はTOKYO MXほか。

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