クリープハイプ:武道館2日間公演で移籍の心境を吐露 新シングル「寝癖」披露

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 4人組バンド「クリープハイプ」が、17日に日本武道館(東京都千代田区)でライブを開催した。ステージでは5月7日にリリースされるレコード会社移籍第1弾シングル「寝癖」のほか全24曲、約2時間の白熱のステージを繰り広げた。

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 17日は武道館2日間公演の2日目で、前日16日の「平日の武道館 バイト編~ねぇ、シフト代わってくれない?~」に続いて、「連日の武道館 正社員編~有給休暇の使い道、これが私の生きる道~」と題し、内容を変えて開催。資生堂「アネッサ2013」CMソングとしても話題を呼んだ「憂、燦々」や「社会の窓」、また「皆さんに聞いてほしいとっておきのラブソング」と紹介し、レーベル移籍にまつわる現在のリアルな心情を吐露した新曲も披露。本編が最後の1曲になったところで、客席から「えーっ!」「やだー!」という声が飛ぶと、ボーカル&ギターの尾崎世界観さんは、「不安なこともすごく多くて。でも、こんなデカいところでライブして、みんな来てくれて。(みんなの)顔を見てたらすごく安心します。だから『えーっ!』とかじゃなくて、もっとうれしそうな顔を見せてください」とコメント。アンコールでは「すごく緊張して、ものすごい感じになるかなと思ったんだけど、思ったよりライブを楽しめてて、ホントにやってよかったなと思ってます。これからも一生懸命いい音楽を作っていくので、よろしくお願いします」とあいさつし、ラストナンバーとしてニューシングル「寝癖」を演奏し、聴衆から大きな歓声が巻き起こった。

 16日はインディーズ時代の曲、17日はメジャーデビュー後の楽曲を中心に構成された武道館2日間公演は、各日8500人、両日で1万7000人を動員。このライブの模様は、6月にWOWOWで放送される予定。さらに、8月からはバンド初の全国ホールツアーが決定している。

 (取材・文・水白京)

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