宝塚歌劇団:100周年記念でSPステージ 「3世代」の豪華OGが集結

「セレブレーション100!宝塚 ~この愛よ永遠に~」の公開げいこの様子
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「セレブレーション100!宝塚 ~この愛よ永遠に~」の公開げいこの様子

 宝塚歌劇団の100周年記念公演「セレブレーション100!宝塚 ~この愛よ永遠に~」の公開げいこが18日、青山劇場(東京都渋谷区)で行われ、杜けあきさん、姿月あさとさん、貴城けいさんら卒業生約30人が出演した。39~96期生が顔をそろえるステージに、杜さんは「57年の差。3世代が集まってまるで家族のよう」といい、「OGにしかできない、これまで培った大きさや温かさ、人としても魅力を加えながら公演を頑張っていきたい。懐かしんで見てくださったら」とアピールした。

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 公演は、同劇団100周年を祝って歴代スターたちが終結し、選りすぐりの名曲や名場面を歌とダンスで繰り広げるショーステージ。元男役トップスターからは、杜さん、姿月さん、貴城さん、麻路さきさん、湖月わたるさん、元トップ娘役からは風花舞さん、蒼乃夕妃さんらがレギュラー出演する。また、期間別でキャストも加わるほか、公演ごとにスペシャルゲストも登場する。公開げいこでは、期間別のキャストとして眞帆志ぶきさん、榛名由梨さん、初風諄さん、スペシャルゲストとして加茂さくらさんも出演した。

 100年続く同劇団について、貴城さんは「これだけ幅広い学年差があっても、すごく居心地がよい。やっぱりふるさとなんだなと思える温かい場所」と語り、「ずっと見続けてくださったファンの方があってこそ、続いてきたんだと思います」と感謝した。また、今回出演する元男役トップスターの半数以上が主婦だといい、麻路さんは「ギャップを楽しませてもらっている。宝塚で18年過ごしてきて、主婦よりも男役のほうが年季が入っているので気は楽。バリバリの男役を家族に見てもらって、夫に今度こういうふうにしてってアピールしたい」と胸を張った。

 東京公演は青山劇場で18日~6月8日開催。その後、梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)で6月24~30日、愛知県芸術劇場大ホール(名古屋市東区)で6月13、14日、島根県民会館大ホール(松江市殿町)で6月20日に開催される。

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