孤独のグルメ:深夜の人気食ドラマが1年ぶり復活 7月から第4シーズン放送

テレビ東京提供
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 久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画のグルメマンガを俳優の松重豊さん主演で実写化した深夜の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の第4弾が7月から放送されることが20日、分かった。前作から約1年ぶりの復活に主人公・井之頭五郎を演じる松重さんは「人間ドックで何も引っかからなかったので、またやることにしました。51歳にもなると食が細くなってきました。食べるシーンは吹き替えをお願いするかもしれません。それでもよければ寝間着に着替えて歯を磨いてからご覧ください」とアピールしている。

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 ドラマは雑誌「週刊SPA!」(扶桑社)で不定期連載中のグルメマンガが原作で、2012年1月期と10月期、13年7月期の3期にわたって深夜枠で放送。輸入雑貨商を営む五郎が、仕事の合間に飲食店に立ち寄り、一人で食事をする姿を描いた。第4シリーズは「シーズン1」への原点回帰と位置づけ、焼き肉などのメイン料理を中心にリアルな食を描いていく。

 原作者の久住さんは「僕としては、『ドラマはシーズン3で完結』と思っていたのでびっくりです。松重さんも『松重五郎』のスタイルを完全に築き上げたようで、原作者として本当にうれしい。でもそれに頼ることなく、五郎の新鮮なせりふを、全身全霊を込めて肩の力を抜いて考えていく所存であります」と話し、同局の川村庄子プロデューサーも「今回は都内だけでなく、いつにも増して遠方出張あり!? 1年前と同じ季節の夏でも絶対に飽きさせません。ご期待ください」とコメントしている。

 ドラマ「孤独のグルメ」は7月9日からテレビ東京系で毎週水曜午後11時58分に放送。音楽は久住さん率いるバンド「The Screen Tones」が引き続き担当する。

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