浅田真央選手:「ふしぎ発見!」でミステリーハンターに初挑戦 休養明けに向け“志願”

ウィーン=TBS提供
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ウィーン=TBS提供

 フィギュアスケートの浅田真央選手がTBS系の人気クイズ番組「世界ふしぎ発見!」でクイズを出題するミステリーハンターに初挑戦したことが27日、明らかになった。浅田選手が出演するのは7月5日の放送で、フィギュアスケートに関わる謎や秘密をオーストリア、ハンガリー、スロバキアの3カ国からリポートする。リポーターにも初挑戦した浅田選手は「何もかも初めての体験だったので、大変でもありましたが、新鮮で楽しい旅でした。新鮮で楽しく、表現者としても勉強になる旅でした」と話している。

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 5月に来季の休養を表明した浅田選手は「1年後の休養明けにも役立つように見聞を広めたい」と自らミステリーハンターとしての出演を“志願”し、スケートの歴史などの資料やガイドブックを読み込み海外ロケに臨んだという。オーストリアでは150年前に米国からウィーンに渡った「近代フィギュアスケートの父」として知られるスケーターのジャクソン・ヘインズの足跡をたどりながらフィギュアスケート誕生の謎に、スロバキアでは真夏でも楽しめたというスケートリンクの秘密に迫る。また、浅田選手にとって思い出深い曲という「愛の夢」を作曲した音楽家・フランツ・リストの故郷であるハンガリーを訪れる。

 番組では、リストの“イケメン”ぶりに大はしゃぎしたり、グスタフ・クリムトの傑作「接吻(せっぷん)」に感動したりする浅田選手の様子や、番組スタッフもその表現力に思わずうなったという浅田選手の食レポートも披露される。浅田選手は「ウィーン、ブダペスト、スロバキアの歴史のある美しい街並みと、そこに関わるスケートと音楽の歴史、そして私の初めてのリポート姿を楽しんでいただければ幸いです」とアピールしている。

 海外ロケに同行した番組の村田吉廣ディレクターは「(浅田選手は)自分の表現や人生のための新しいチャレンジをするためにミステリーハンターをやりたいと言っていた。歴史を見つけに行くのではなく、彼女自身がフィギュアスケートの歴史の一部。そんな浅田選手が芸術に触れ直していくことに意味があった」とロケを振り返っている。浅田選手が出演する「『世界ふしぎ発見!』 浅田真央の華麗なるウィーン~ブダペスト スケートが音楽に恋した!フィギュア誕生と真夏のリンクの謎」は7月5日午後9時放送。関東地区は午後8時57分放送。

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