フジ社長:視聴率低迷で大異動 社員3分の2の1000人を「2位にしがみつきたい」

フジテレビ社屋
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 フジテレビの亀山千広社長は6月27日付で全社員約1500人の3分の2に当たる1000人の人事異動を断行したことを明らかにした。開局以来の大規模異動といい、亀山社長は「一にも二にも視聴率の奪還が柱」と狙いを語りながら「PK戦でもいいからとりあえず(視聴率)2位にしがみつきたい」と決意を表明した。

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 フジテレビは、2000年代まで視聴率で3冠を独占していたが、最近は日本テレビとテレビ朝日の後塵を拝するようになっている。2013年の年間視聴率(12年12月31日~13年12月29日)は、テレビ朝日がゴールデン帯(午後7~10時)とプライムタイム帯(午後7~11時)で2冠。同年度視聴率(13年4月1日~14年3月30日)は、日本テレビがゴールデン帯と全日帯(午前6時~深夜0時)で2冠を奪い返すなど、日テレとテレ朝の2社間で繰り広げられている。

 亀山社長は7月の平均ゴールデン・プライム帯の平均視聴率が2桁に届いてないことを明らかにした上、「(視聴率で)2位に入っていなければ決勝進出できないのであれば、PK戦でもいいからとりあえず2位にしがみつきたい」と述べた。

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