アニメ「らき☆すた」を使った町おこしで知られる埼玉県久喜市の鷲宮地区で7日、秋祭りの「土師祭(はじさい)」が行われ、アニメ「らき☆すた」のキャラクターで装飾された「らき☆すた神輿(みこし)」のお練りがあった。土師祭の来場者数は約7万5000人、コスプレでの参加者も1500人といずれも過去最高を記録するなど盛況だった。
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土師祭は、日本書紀にも名前がある「関東最古の大社」と言われている鷲宮神社に奉納されている「千貫神輿」が、同地区の通りを練り歩く恒例の秋祭り。らき☆すた神輿は、「らき☆すた」が2007年に放送されて人気を博したことがきっかけとなり、地元の発案で08年に制作され、以後は千貫神輿と共に練り歩く催しが定着している。
午後6時半ごろから始まった神輿のお練りは、「こなた!こなた!」「かがみ!かがみ!」などとキャラクターの名前を連呼。担ぎ手以外の観客もサイリウムを振って神輿の後を追って声援を送ったり、担ぎ手と同じ声を掛けて楽しんだ。
アニメ「らき☆すた」の放送終了後も、土師祭の来場者が増えている理由について、久喜市商工会の鷲宮支所は「毎回違う企画を考えており、来場者のリピーター率も高い。さらに今年は海外の訪問者も目についた」と話している。
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