幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたゲーム展示会「東京ゲームショウ2014」のコスプレエリアでは、今年も人気ゲームのキャラクターになりきったコスプレーヤーたちが自慢の衣装を披露した。特に注目を集めていたのが、人気キャラクターを擬人化した女性コスプレーヤーで、「ドラゴンクエスト」のホイミスライムや「星のカービィ」のカービィ、「妖怪ウォッチ」のジバニャン、コマさんなどをアレンジした姿が多く見られた。
ウナギノボリ
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ホイミスライムを擬人化したコスプレーヤーは、目や口がデザインされた青いスカートをまとって表現。カービィの場合は、髪をピンクにして、ピンクのビキニでセクシーにアレンジするなどキャラクターのイメージを残しつつ、オリジナリティーを出していた。ほかにも「ダンガンロンパ」のモノクマや変わり種ではプロ野球・中日のドアラの擬人化コスプレーヤーの姿が見られた。
20日にゲームショウ内で行われたコスプレファッションショー「Cosplay Collection Night(コスプレコレクションナイト)」の司会も務めたコスプレタレントの綾川ゆんまおさんは、擬人化コスプレの傾向について「昔から擬人化というスタイルはありますが、凝ったデザインのコスプレが増えているように感じました」と説明。その魅力については「既存のデザインを再現するのがコスプレですが、擬人化はデザインから始めることができるのが魅力。自由度が高く、セクシー、可愛い、クール、面白いなど、それぞれの個性を表現できるので人気を集めているのかもしれません」と分析している。
東京ゲームショウでは、幕張メッセの9ホール内の一部とその屋外をコスプレエリアとして解放。参加者は全長50センチ以上の物や銃器、刀剣などの武器。武具類、周囲に危害を加える恐れのある物などの持ち込みが禁じられている。
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