女優の多部未華子さんが、ジョージ朝倉さんの人気マンガを実写化する映画「ピース オブ ケイク」で主演を務めることが23日、明らかになった。多部さんは、恋愛に依存し、流されるまま男性と付き合ってしまう“ダメ女”を演じる。恋人役で、多部さんとは初共演となる俳優の綾野剛さんも出演し、多部さんと綾野さんがキス寸前まで接近した場面写真も公開された。
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「ピース オブ ケイク」は、2003~08年に女性向けマンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載された人気マンガが原作。バイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人にフラれると同時にバイトも辞めることになった梅宮志乃は、心機一転、引っ越すことになる。引っ越し先の隣人は、新たな職場の店長・菅原京志郎。恋人と一緒に暮らす京志郎に強く引かれる志乃は、今度こそ幸せを手に入れることができるのか……というストーリー。監督には、俳優として数々のドラマや映画に出演してきた田口トモロヲさんが務め、「色即ぜねれいしょん」以来、5年ぶりにメガホンをとる。
「一人よりはまし」という理由で、男性に言い寄られたら簡単に付き合ってしまう志乃を演じる多部さんは、原作を読んで「20代の女の子の恋愛観や志乃の心の声がすごくよく分かるなと思った」といい「監督は田口トモロヲさんということで、“熱い現場になりそう”という予感がしています。綾野さんとご一緒するのは初めてですが、とても突き抜けている方だと思っているので、良いバランスになればいいなと今から楽しみです」とコメントを寄せている。
また綾野さんは「王道ラブストーリーではなく、めんどくさく、愛らしく、必死、“奇妙珍道”なラブストーリーを届けられたらと。一癖も二癖もあるスタッフ、共演者とともに田口トモロヲ監督についていきます」と語っている。
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