吉永小百合:鶴瓶と夫婦役を熱望「この人となら……」

映画「ふしぎな岬の物語」の初日舞台あいさつに登場した吉永小百合さん
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映画「ふしぎな岬の物語」の初日舞台あいさつに登場した吉永小百合さん

 女優の吉永小百合さんと落語家の笑福亭鶴瓶さんが11日、東京都内で行われた映画「ふしぎな岬の物語」(成島出監督)の初日舞台あいさつに登場。鶴瓶さんについて聞かれた吉永さんは「昨日の(トーク番組)『A−Studio』でも、プライベートなことまでいっぱいおしゃべりしてしまって、これも鶴瓶さんの人柄によるもの」と語り、「この人となら、一緒になれるかも。そんな予感がしています」と夫婦役での共演を熱望した。

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 吉永さんの言葉に、鶴瓶さんは「聞きましたか、皆さん!」と照れ笑い。これまで吉永さんのおじや弟を演じてきた鶴瓶さんは「毎回“サユリスト”の多さに驚かされる。今回も『なんでお前やねん』といわれて、僕だって傷つくことあるんですよ」とぼやきながらも、「(夫婦役が実現したら)すごい出世」と満面の笑みを浮かべた。

 舞台あいさつには、竹内結子さん、春風亭昇太さん、笹野高史さん、成島監督も登場。緊張からか竹内さんがあいさつ中にしどろもどろになる一幕も。また、スケジュールの関係で会場に来られなかった共演の阿部寛さんからの手紙も読み上げられ、吉永さんは「胸にじんときました。本当にステキな方ですよね」とうれしそうに語っていた。

 映画は、森沢明夫さんの小説「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎文庫)が原作で、千葉県の明鐘(みょうがね)岬に実在した喫茶店を舞台に、女性店主と人々の交流を描く。吉永さんと成島監督との共同企画として発足し、吉永さんは主演とプロデューサーを務めた。喫茶店の女性店主・悦子を吉永さん、悦子を献身的に守り続けるおい・浩司を阿部さん、突然里に戻ってきた常連客の娘・みどりを竹内さん、30年間カフェに通い続け、悦子らを支えてきたタニさんを鶴瓶さんが演じている。

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