庵野秀明監督:押井監督は面白い人? 「ディスるつもりはない」

第27回東京国際映画祭のトークショーに登場した庵野秀明監督
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第27回東京国際映画祭のトークショーに登場した庵野秀明監督

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られる庵野秀明監督が30日、第27回東京国際映画祭(TIFF)が開催中のTOHOシネマズ 日本橋(東京都中央区)で行われたトークショーに登場。庵野監督は、押井守監督の「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」の予告編について「(本編が)面白そうに見えるでしょ。だまされちゃいけない!」と話しつつ、「押井さんをディスるつもりはないですよ。面白い人ですよね……」と言葉を選びながら話した。

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 また、庵野監督は、自身の結婚式でスタジオジブリの宮崎駿監督が行ったスピーチについて「(庵野監督が昔)風呂に入らなかった、ゴキブリと寝ていたとか、親戚もいるのに、余計なことばかり、ずーっと話していた。お願いですから、やめてください……となった」と秘話を明かした。

 宮崎監督が、庵野監督の結婚式のスピーチを行うことになったのは、三鷹の森ジブリ美術館で上映されたアニメ「空想の機械達の中の破壊の発明」(2002年)を制作したことがきっかけといい、「(スタジオジブリから)呼び出しがあって、(『空想の~』の)企画書をわたされた。結婚することが決まっていたので、『(宮崎監督が)スピーチしてくれるならやる』と言った」とその経緯を説明していた。

 TIFFでは、庵野監督の大型特集上映「庵野秀明の世界」が開催され、30日は「巨神兵東京に現わる 劇場版」や「炎の転校生」の特報映像などを上映する「監督他・庵野秀明(短編)」が行われた。トークショーは上映後に開かれた。

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