アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2014」の日本大会決勝戦の表彰式が23日、東京・秋葉原で行われ、14歳以下のジュニアコースで、「MGケンプファー」をベースにした小学5年の畑めいさん(11)の作品「アルの中の戦争」がグランプリに選ばれ、V4を達成した。一方、15歳以上のオープンコースの最終候補まで残り、話題を集めたお笑いコンビ「パンクブーブー」の佐藤哲夫さんの作品は、惜しくも入賞を逃した。
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解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
また、15歳以上のオープンコースでは、「HGUC バイアラン・カスタム」などをベースにした三木義久さん(45)の「天翔ける麒麟 ~バイアラン・カスタム試作2号機~」が優勝。2人は日本代表として、12月21日に東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われる世界大会決勝戦に出場する。
今回、オープンコースの最終候補25作品とジュニアコースの最終候補5作品、合わせて30作品の中から、一般投票と特別審査員などの最終審査をへて、それぞれのコースで日本チャンピオンが決定。畑さんは11年のコンテスト開始から4年連続で日本代表に選ばれた。四つ目のトロフィーを受け取った畑さんは「今回もすごい作品が並んでいてすごくドキドキしたけど、選んでもらえてうれしい」と笑顔を見せ、「今年こそは世界一をとりたいです!」と目標を掲げた。また、三木さんは「何が起きているか理解できない。まさか賞をいただけるとは」と驚きの様子で喜びを語り、「家族やツイッターで応援してくれた皆様のおかげです。ありがとうございました」と感謝していた。
ガンプラビルダーズW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアを競うバンダイ主催の国際大会。11年から毎年行われており、4回目となる今大会は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米(米国・カナダ)、イタリアの13カ国・地域が参加予定で、それぞれ予選を勝ち抜いた各国代表が、12月21日、東京・台場の「ガンダムフロント東京」で開催予定の世界大会決勝戦に集結し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。昨年の前回大会はオープンコースで日本代表、ジュニアコースで香港代表が王座に輝いた。
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