マンガ「進撃の巨人」をテーマにした「進撃の巨人展」のオープニングセレモニーが27日、上野の森美術館(東京都台東区)で開催され、全身だと全長60メートル級になる展示物「リアルスケール超大型巨人」の頭部がお披露目された。オープニングセレモニーにはタレントの吉木りささんがマンガのヒロイン・ミカサをイメージした衣装で登場。吉木さんは公開された超大型巨人の展示を見て、「これはもう勝てる気がしないですね。足がガクガクしちゃう」と驚きを表現した。
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「進撃の巨人」は諫山創さんが09年9月から月刊マンガ誌「別冊少年マガジン」(講談社)で連載している人気マンガで、コミック累計発行部数は4000万部を超える。圧倒的な力を持つ巨人たちに人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いている。イベントには同マンガのファンという吉木さんやお笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじさんが出席した。吉木さんは誰と一緒に同展を見に来たいかと聞かれると「マンガ友だちがいるので。(コラムニストでエッセイストの)犬山紙子さん。一緒に回りたいですね」とコメントした。
この日の内覧会では、目玉の「リアルスケール超大型巨人」や諫山さんの生原画を展示。ヘッドマウントディスプレーを使用した3D映像による360°体感シアターなどがお披露目された。巨人風にデザインされた衣装で登場した千原さんは“超大型巨人”を見て「ホンマにプロの仕事やなという感じですね、素晴らしい」と感想を語った。
また、館内には28日から公開される、原作にまだ登場していない新キャラクターが描かれた生原稿が見えない形で展示されており、一足先に鑑賞した吉木さんは「(新キャラは)期待を裏切られるというか、いそうでいなかったよなこういうキャラクター、という感じでしたね。一切ストーリーや性格を知らないので、これからが楽しみ」とコメント。千原さんが「地味なやつでしたよ」と話すと、吉木さんも「脇役風な雰囲気でしたね」と印象を語った。「進撃の巨人展」は28日から公開。
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