マツコ・デラックス:マツコロイドとテレビで“共演” そっくり過ぎで「気分いいものじゃない」

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 タレントのマツコ・デラックスさんと、マツコさんをモデルにした等身大アンドロイド「マツコロイド」が“共演”する番組「マツコとマツコ」(日本テレビ系)が29日に放送されることが分かった。マツコさんはこのほど東京都内で開かれた会見で、マツコロイドの出来栄えに「そんなに忠実に再現することないって言ったのにアンタ! ちょっとバレない程度にキレイに作っておいてよって言ったのに……、結構、ガチで作ったわね……アンタ」と驚いた様子で「あんまり気分はイイものじゃないわね~。そういうものよ、やっぱり」と語った。

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 マツコロイドは、電通と電通テックのデジタル技術を駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」の第1弾として開発。アンドロイド研究で知られる大阪大の石黒浩教授が監修し、マツコさんの全身を型取りして制作され、表情やしぐさ、クセなどを再現できる。

 マツコさんは、マツコロイドと対面した印象を「ロウ人形になった時もすごく嫌だったけど……。自分の声を最初にカセット(テープ)に入れて聞いた時の感じあるじゃない。あれの、もっとすごい嫌な感じ。あっ、私ってこういうふうに見られてるんだっていう」と話した。

 「マツコとマツコ」は、“アンドロイドがいる時代のテレビや世界がどうなるのか?”をテーマとした番組で、マツコロイドの声をマツコさんのものまね芸人が担当し、マツコ本人とトークを繰り広げる。また、日本テレビ社内やゆりかもめにマツコロイドを設置し、同局の水卜麻美アナウンサーやお笑いコンビ「日本エレキテル連合」、乗客の反応を見たり、マツコロイドをミッツ・マングローブさんやKABA.ちゃんらが集まる「オネエ飲み会」に派遣する。日本テレビ系で29日午後11時から放送。

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