紅白リハ:吉高由里子 “かみまくり”で「無力さ感じる」

「第65回NHK紅白歌合戦」のリハーサル2日目のステージで笑顔を見せる吉高由里子さん
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「第65回NHK紅白歌合戦」のリハーサル2日目のステージで笑顔を見せる吉高由里子さん

 女優の吉高由里子さんが30日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第65回NHK紅白歌合戦」のリハーサル2日目を終え、報道陣の取材に応じた。エンディングのリハーサルで“かみまくり”だった吉高さんは「自分の無力さを感じている。MCってこんなに大変なんだって。いくら台本を練習できても緊張は練習できないと気付かされました」と語った。

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 この日は出演者が多く集まるエンディングのリハーサルで、大トリの松田聖子さんを紹介する際、「まちだ、ま、ま、ま、松田聖子さんです」などとかみまくり、胸に手を置くなど緊張の様子を見せた吉高さん。「舞台もやったことがないので、リアルタイムの生で届ける力がまだ全然経験不足。初めの一歩が大きな舞台だった」と振り返り、「練習で優勝の旗を持った時に緊張で、汗ですべってすべって持ち上げられなかった」と告白した。

 それでも、総合司会の有働由美子アナウンサーとは電話番号を交換し、アドバイスをもらっているといい、「司会業は私たちの仕事なので思いっきりやってください。何かあったらフォローしますし、わからないことがあったら何でも聞いてください」と言葉を掛けられたと説明。白組司会の「嵐」のメンバーも「『やっちゃいなよ!』と、おどけた感じて励ましてくれた」と明かし、「頼もしいお兄さんとお姉さんにかこまれた恵まれた初舞台でした」と感謝した。

 また、前日の会見で自らの発言を取り上げた報道に触れ、「『うるさいな』が記事になちゃった。この(記者との和やかな)空気をきちんと伝えて。おかしいひとに仕立て上げないで(笑い)」とユーモアたっぷりに報道陣にリクエスト。「悪い記事に書かれないように頑張ります」と意気込むと、記者から「花子とアン」で流行した「ごきげんよう」であいさつされ、「仲良くなってる~!」と笑顔を見せた。

 今年の紅白歌合戦のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、白組司会は人気グループ「嵐」、紅組司会を吉高さんが務める。NHK総合で午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)に放送。

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