麻生久美子:連ドラ初主演で「視聴率欲しい」 続編、映画化も……

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 女優の麻生久美子さんが8日、東京都内で行われた主演ドラマ「怪奇恋愛作戦」(テレビ東京系、9日スタート)の会見に登場。婚期を逃したアラフォー女性・消崎(けしざき)夏美役で連ドラ初主演を果たした麻生さんは「本当に毎日楽しくて刺激的で本当に幸せでした。本がとにかく面白いし、演出も面白いし、役者としてこれ以上幸せなことはないと、撮影中ずっと思っていました」と語り、「深夜の枠なので数字は気にしなくていいと言われたんですけど、私は視聴率欲しいです」ときっぱり。「数字だけでなく、口コミで広がって、続編とか映画化とか次につながることができたらいいなと思ってます」と意欲を見せた。

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 ドラマは、麻生さん演じる夏美ら婚期を逃したアラフォー女性3人が、強力な“負のオーラ”に吸い寄せられるかのように、人造人間、吸血鬼、妖怪などさまざまな怪奇現象に巻き込まれる……というホラーコメディー。劇団「ナイロン100°C」を主宰するケラリーノ・サンドロヴィッチ(ケラ)さんがドラマ「時効警察」(テレビ朝日系)以来8年ぶりにテレビドラマの脚本・監督を務めており、初めてシリーズ監督も担当した。1960~70年代の怪奇空想ドラマと、80年代の恋愛トレンディードラマをミックスしたような内容になるといい、坂井真紀さん、緒川たまきさん、仲村トオルさんらも出演する。

 会見には、坂井さん、緒川さん、ケラさんも出席。天然キャラの刑事役に挑戦した仲村さんは「個人的な俳優人生を考えると、多くの人に見てもらわない方がいいんじゃないか」と苦笑いで、「撮影ではずっと羞恥心と戦っていたんですが、みなさん失うものが何もないかのようにやってらっしゃるのをぼうぜんと見つめていた」と明かすと、坂井さんは「私は失うモノは何もありません!」とぴしゃり。緒川さんも「このドラマは2話完結なんですが、どんどんバカになっていきます。最終話に向けてどんどんひどくなっていきます」とアピールしていた。ドラマ「怪奇恋愛作戦」はテレビ東京系の深夜枠「ドラマ24」で9日から毎週金曜深夜0時12分に放送。

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