俳優の哀川翔さんが13日、2000年代に大ヒットしたアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」(セガ)の後継機「新甲虫王者ムシキング」のイベントに登場。無類の昆虫好きで知られる哀川さんは、同ゲームの登場時期からカブトムシの飼育を始めたといい、「田舎から幼虫を50匹(持ってきた)、そこからですね。オレのムシ人生が始まりました……」と、熱くムシへの愛を語った。
ウナギノボリ
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「甲虫王者ムシキング」は、03~10年に展開された子供向けゲーム。カブトムシなどの昆虫がプリントされたカードを使ってじゃんけんのルールで対戦する。カードの累計出荷枚数は約4億9800万枚に達したほか、公式大会が10万回以上催され、回数がギネス記録に認定されるなど人気を集め、テレビアニメも放送された。後継機「新甲虫王者ムシキング」は育てたムシをカード化できるほか、1プレーにつき一つ付与されるスタンプを五つ集めると、ムシ形玩具「Vガジェ」が手に入り、本体にセットすると、ムシが大幅にパワーアップする。今夏から稼働予定。
ムシキングの思い出について、哀川さんは「うちの子供ががっつりはまってましたから、一緒に体験してました。カード持っていますよ」といい、「そのころから海外のムシが国内で飼えるようになった。カードの情報でムシが有名になった」と喜んだ。子供のころには飼い方が分からず幼虫を死なせてしまったというが、「育てるのは難しくない。(最初の)50匹はみんなカブトムシになりました。今では年間5000匹くらい。温度と湿度、特に湿度が大事!」と熱弁して、会場を盛り上げた。
イベントでは、哀川さんが後継機「新甲虫王者ムシキング」を体験。「実際にムシ同士を戦わせたりもするんだけれど、それよりも面白いね」と興味津々でプレーし、「やばいね。孫が今四つだから、これ絶対はまるのよ! たぶんオレもはまっちゃうから(大会に出て)3世代で優勝とかしたい」と、大喜びで夢を語っていた。
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