井上麻里奈:「境界のRINNE」ヒロインはプレッシャー 高橋留美子への思い語る

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 声優の井上麻里奈さんが12日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた4月にスタートする高橋留美子さんの人気マンガが原作のアニメ「境界のRINNE(りんね)」(NHK・Eテレ)の試写会に登場した。ヒロイン・真宮桜役の声優を務める井上さんは「高橋さんの作品があってのアニメ業界だと思っている。高橋さんの作品にどんな形でも関わりたいと思っていた。プレッシャーを感じながらやらせていただいています」と思いを語った。

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 試写会には主人公・六道りんね役の石川界人さん、六文役の生天目(なばため)仁美さん、菅原静貴監督も登場。石川さんは「高橋さんの作品では『犬夜叉』世代です。まさか声優になって間もない自分が関われると思っていなかったので、光栄です」と出演を喜んだ。

 また、菅原監督は「(同作を連載中の)『週刊少年サンデー』を30年ほど読み続けていて、自分が監督を務めることになるとは思っていなかった。光栄に思いつつ緊張しています」と話し「高橋さんの作品のキャラクターの掛け合い、楽しさ、にぎやかさを表現できればと考えた」と語っていた。

 「境界のRINNE」は、2009年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガで、幼いころから幽霊が見える女子高生・真宮桜や、祖母が死神で祖父が人間の六道りんねが、怪奇現象を解決していく姿を描いている。アニメは「ディーふらぐ!」の菅原さんが監督、「らんま1/2」「SHIROBAKO」の横手美智子さんがシリーズ構成を担当し、「夏目友人帳」「一週間フレンズ。」のブレインズ・ベースが制作する。NHK・Eテレで4月4日から毎週土曜午後5時半に放送。全25話を予定。

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