相棒シーズン13:きょう最終回SP 成宮“甲斐享”ついに卒業へ

テレビ朝日提供
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 人気刑事ドラマ「相棒シーズン13」(テレビ朝日系)の最終回2時間スペシャル「ダークナイト」が18日、午後8時から放送される。2012年10月の「相棒シーズン11」から3年にわたって、水谷豊さん演じる杉下右京警部の“3代目相棒”の巡査部長・甲斐享役を務めてきた成宮寛貴さんが最終回の放送をもって「相棒」シリーズから卒業する。

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 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。00年6月に単発ドラマとして登場し、02年10月から連続ドラマ化、08年には映画化されており、成宮さんは寺脇康文さん演じる巡査部長・亀山薫、及川光博さん演じる警部補・神戸尊に続き、12年10月の「相棒シーズン11」の初回スペシャル「聖域」で相棒ワールドに加入。昨年公開された劇場版第3作「相棒−劇場版3−」にも出演した。

 成宮さん演じる享は「相棒11」初回スペシャルの舞台・香港で右京と運命的に出会い、右京からの“スカウト”という形で特命係に配属された。当初は若さゆえに捜査中に暴走することもあったが、この3年間で、右京の類いまれな事件解決能力を目の当たりにして徐々に心を開き、人として警察官として成長。右京からも「カイト君」とあだ名で呼ばれるなど名実ともに“相棒”となった。

 ◇最終回は想像を絶する展開? 水谷豊「右京でなかったら泣いていた」

 最終回スペシャル「ダークナイト」の脚本は輿水泰弘さん、監督は和泉聖治さんという布陣で、社会的に話題となった事件の犯罪者たちを次々に独自の正義感で制裁し、闇のヒーローとして世間から喝采を浴びる「ダークナイト」と呼ばれる人物をめぐる事件が描かれる。

 右京と享の“最後の事件”となる最終回。公式サイトでは「シリーズ始まって以来の衝撃的な結末!」とうたっており、水谷さんも「想像を絶することが起きます。右京でなかったら泣いていただろうなと思いますね。右京は泣くわけにいきませんけど」と意味深に語っている。

 果たしてどんな最後が待ち構えているのか。また、享と対立していた父親で警察庁次長の甲斐峯秋(石坂浩二さん)との関係はどうなるのか。そして、妊娠が発覚したものの急性骨髄性白血病が発覚した享の恋人・笛吹悦子(真飛聖さん)の病状は? そして何より、享がどんな形で特命係を離れることになるのか。最後の最後まで目が離せそうにない。

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