現在公開中の映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」(押井守監督)の未公開カットを加えたディレクターズカット版が10月10日に公開されることが、9日明らかになった。同日、東京都内で行われた舞台あいさつで発表されたもので、押井監督は「だいたい映画っていうのは、完成すると、(シーンを)切れとか切らないとか、監督とプロデューサーの間でもめるんですけど、今回もいろいろありまして。お互いの顔を立てようってことで、二つのバージョンを作りました」と明かした。
ウナギノボリ
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映画は、ゆうきまさみさんのマンガを原作にした人気アニメ「機動警察パトレイバー」を実写化した長編劇場版。2014年4月から全7章を今年1月まで順次公開しており、長編劇場版「首都決戦」はその集大成として製作された。最新鋭の自衛ヘリコプターを使うテロ集団が、首都1000万人を人質にとる中、旧型ロボットしか所持していない特車2課がテロを阻止していくというストーリーが描かれている。
舞台あいさつには、押井監督のほか、筧利夫さん、真野恵里菜さんも出席。「うすうすご存じの方もいると思いますが……」と前置きを加えて押井監督がディレクターズカット版の公開を発表すると、筧さんは大きな拍手を送りつつ、「もー、押井ちゃん。(ディレクターズカット版についてすでに)雑誌で言っちゃってるから!」とつっこみを入れる一幕も。押井監督は苦笑いを浮かべながら、「今日ようやく解禁になりまして発表してもいいということになりました」と改めて報告した。
さらに、筧さんは「実は3パターンあるんですよ」とマスコミ向け試写会用の別バージョンがあったことも明かし、真野さんは「この舞台あいさつ、大人の事情いっぱい言っちゃってますね」と苦笑いしていた。
ディレクターズカット版について、真野さんは「撮影していて、あのシーン頑張ったのに入ってないな、というところが入っているのかな、って期待をしています」とにっこり。すでに見たという筧さんは「けっこう謎が深まるカットが入っている。えー、これ本当に切っていいの?っていうところが入ってますよね。それから隊員のバックボーンが見えるようになっています」と予告した。ディレクターズカット版は、10月10日から新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほかで公開される。
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