東野圭吾:新作小説がレゴブロックで再現 東京・神保町に巨大オブジェお目見え

東野圭吾さんの小説「ラプラスの魔女」を再現した巨大オブジェと制作者の三井淳平さん
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東野圭吾さんの小説「ラプラスの魔女」を再現した巨大オブジェと制作者の三井淳平さん

 15日に発売された東野圭吾さんの小説「ラプラスの魔女」(KADOKAWA)を、組み立てブロック「レゴブロック」で“再現”した高さ110センチの巨大なオブジェが22日、東京・神保町の三省堂書店に登場した。日本人で唯一のレゴ認定プロビルダーの三井淳平さんが1週間をかけて制作した作品で幅80センチ、奥行き40センチ。1万5000ピースを使用した。表紙のタイトルと雲を立体的に表現し、本のページの筋まで“再現”しており、通りがかった人たちが目を向けていた。

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 東野さんの作家デビュー30周年記念作品である「ラプラスの魔女」に、レゴブロックを趣味にした人物が登場するのにちなんで制作された。オブジェは約2週間展示予定で、その後は全国での巡回も検討している。

 三井さんは、レゴ社が「世界最高レベルのレゴブロック作品制作能力を持つ一般人」と認めたプロビルダーで、これまで、戦艦大和やピサの斜塔、東京大の安田講堂など多くの作品を手掛けた。今回は、四角いレゴブロックで、雲の曲線を表現するのが難しかったという。レゴブロック作品について「自分のイメージしたものが形になって、喜んでもらえるのが魅力」と話している。

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