樹木希林：主演映画「あん」初日で永瀬正敏とハグ　秦基博の生歌に感激

　女優の樹木希林さんが30日、東京都内で行われた主演映画「あん」（河瀬直美監督）の初日舞台あいさつに登場。秦基博さんが主題歌「水彩の月」の生歌を披露すると、樹木さんは「ああ……ねえ、本当にありがとうございます」と言葉にならない様子で、永瀬正敏さんも「僕は（役柄の）千太郎で聴いてしまう」と感激し、樹木さんと抱き合った。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　映画は、ドリアン助川さんの小説が原作。徳江（樹木さん）が作る粒あんが好評で繁盛するどら焼き店「どら春」だったが、徳江が元ハンセン病患者と分かり、徳江は「どら春」を追いやられてしまう……というストーリー。永瀬さんは「どら春」の店長・千太郎を演じている。

　役衣装で登場した樹木さんは、秦さんがあいさつを終えると「秦さんのマイクと（自分のマイクを）交換してください。だって、秦さんここ（マイク）に口をつけてしゃべっているんだもの」と“間接キス”をしたがり、会場の笑いを誘った。舞台あいさつには樹木さん、永瀬さん、秦さん、浅田美代子さん、河瀬監督、ドリアン助川さん、兼松若人さんも出席した。