ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさんが3日、東京都内で行われた島根県の観光PRキャンペーン「ご縁の国しまね」発表会に登場。昨年のライブツアーで、同県の伝統芸能「石見神楽」と共演したことに触れ、「舞というのは、昔から人々の幸せだったり、神様に奉納したりするために行われてきたもの。そういった意味で、僕たちのパフォーマンスも、自分のためではなく、世の中のため、誰かのために舞っていきたいなと思った」とダンスへの思いを語った。
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この日は、同グループ兼「三代目 J Soul Brothers」の小林直己さん、「劇団 EXILE」の青柳翔さんも出席。3人は同キャンペーンのイメージキャラクターを務めており、AKIRAさんは石見、小林さんは出雲、青柳さんは隠岐の各地域をそれぞれPRする。
EXILEと島根県の関わりは、隠岐の古典相撲を題材にした映画「渾身」(錦織良成監督、2013年公開)に青柳さんが主演したことがきっかけ。同映画を見たEXILEのリーダー・HIROさんが同県に興味を持ち、その後、ミュージックビデオの撮影を行ったり、伝統芸能とライブでコラボレーションするなど関係性が深まり、今回のイメージキャラクター起用につながった。
今後は、同県の伝統製鋼である「たたら吹き」を題材にした映画「たたら侍」(錦織監督、16年公開予定)に青柳さん、AKIRAさん、小林さんが出演することも決まっている。同作は、HIROさんの初プロデュース映画でもあることから、主演の青柳さんは「すごく責任を感じてもいますが、必ず日本が誇れる映画になるように集中して臨みたい」と意気込みを語った。小林さんも「杉良太郎さんの演技塾に通わせていただいて殺陣の基本や大切なことを教わっているので、少しでも錦織監督の理想に近づけるように一生懸命頑張りたい」と表情を引き締めていた。
発表会には、溝口善兵衛・島根県知事も登壇。「本当に不思議なご縁でEXILEのみなさんと関係ができました。島根においでになって『本物だ』と感じられたことを自然な形でお伝えいただけたら」と話していた。
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