井上真央:「命懸けで取り組みたい」 特別展「花燃ゆ」開会式であいさつ

「2015年NHK大河ドラマ特別展『花燃ゆ』」の開会式に登場した女優の井上真央さん
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「2015年NHK大河ドラマ特別展『花燃ゆ』」の開会式に登場した女優の井上真央さん

 女優の井上真央さんが3日、江戸東京博物館(東京都墨田区)で4日から始まる「2015年NHK大河ドラマ特別展『花燃ゆ』」の開会式に登場し、「(展示を見て)命懸けで国を変えようとした人たちを描くのなら命懸けでこの作品に取り組まなければならないと感じました」とあいさつした。

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 7月12日の放送回からは、夫・久坂玄瑞を亡くした文が長州藩の奥に入る“大奥”編がスタートするが、井上さんは「今まで男の人たちいっぱいいたのに今は華やかな着物をまとった人がたくさんいる。新しい作品に挑んでいるよう」と目を輝かせ「文さんも全く今までとは違う世界に飛び込んでいったんだなあと思う」と思いをはせていた。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷派の中心人物・久坂玄瑞と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(大沢たかおさん)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えた文の生涯が描かれている。

 同展はこれまであまり知られていなかった文の歴史史料、文や兄・吉田松陰のゆかりの品々を展示するとともに、幕末維新期を生きた長州藩士たちの人物像とその時代背景を浮き彫りにするという内容。7月20日まで開催。月曜休館(7月20日を除く)。

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