プリキュア：劇場版初の3本立て　話題の上垣ひなたが声優初挑戦

　人気アニメ「プリキュア」（ABC・テレビ朝日系）シリーズの劇場版アニメ第19弾「映画Go！プリンセスプリキュア　Go！Go！！豪華3本立て！！！」が10月31日に公開されることが30日、分かった。「パンプキン王国のたからもの」「プリキュアとレフィのワンダーナイト！」「キュアフローラといたずらかがみ」の3本立て。これまで同シリーズの劇場版は2本立てで公開されたことはあるが、3本立ては初めて。「プリキュアとレフィのワンダーナイト！」は劇団四季に所属し、2月に放送された「関ジャニの仕分け∞」（テレビ朝日系）の「ミュージカルキッズNO．1決定戦」で優勝したことでも話題の11歳の上垣ひなたさんが、声優に初挑戦する。

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　「パンプキン王国のたからもの」は、捕らわれたお姫様を助けるためにプリキュアたちが立ち上がる……というストーリー。「プリキュアとレフィのワンダーナイト！」は、昼を失った夜の国に暮らすレフィ姫とともに、プリキュアたちが昼を取り戻すべく戦う。「キュアフローラといたずらかがみ」は、せりふがないショートストーリーで、プリキュアたちと、鏡の中の“いたずらお化け”とのやりとりが描かれる。「プリキュアとレフィのワンダーナイト！」「キュアフローラといたずらかがみ」はCGアニメとなる。

　上垣さんは、レフィ姫の声優を担当し「小さいころから見てきた『プリキュア』の映画に、レフィというお姫様役で出させてもらえると聞いてとてもうれしかったです。映画の中では、大好きな歌も歌わせてもらえるので、声優のお仕事は初めてでとても緊張していますが、せいいっぱい頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。

　また、アニメを製作する東映アニメーションの鷲尾天プロデューサーは「真っ向勝負の感動的冒険長編、フルCGノンストップアクションストーリー、そしてフルCGSDキャラの3本立て。歌、ダンス、ファッションというエッセンスを取り込み、10年を超えたシリーズの新たなる挑戦の形を皆さんにお届けしたいと思います。幅広い世代のみなさんに楽しんでいただくことができると確信していますので、応援よろしくお願いいたします。ミラクルライトもたくさん振ってくださいね！」と話している。

　「プリキュア」シリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーで、04年に第1弾「ふたりはプリキュア」がスタートした。現在放送中の第12弾「Go！プリンセスプリキュア」は、全寮制中学・ノーブル学園を舞台に、“プリンセスになる”ことを夢見る中学1年生の春野はるかが、花のプリンセス・キュアフローラに変身して活躍する姿が描かれている。