池上彰：戦争の歴史「ビジュアル化して見てもらいたい」

　ジャーナリストの池上彰さんが5日、テレビ東京（東京都港区）で行われた特別番組「戦争を考えるSP第6弾　終戦70年特別版　池上彰の教科書に載っていない20世紀～あの『言葉』が世界を変えた！？～」の会見に登場した。池上さんは番組について「学校の歴史の教科書を見ると、戦争についてかなり習っているはずなのですが、意外に覚えていないものです。そこで、戦争の歴史をテレビでビジュアル化して見てもらいたい」と意気込みを語った。

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　同番組は、2010年から放送を開始した特別番組「戦争を考えるSP」の第6弾で、今回は「演説」がテーマ。日本の外交官の松岡洋右、アドルフ・ヒトラー、ジョン・F・ケネディの演説を紹介しながら、池上さんが制作した、第一次世界大戦が始まった1914年から現在までの100年間の特製年表を使って、戦争の歴史を解説する。

　池上さんは「負の遺産になるような演説、国民を鼓舞するような演説、知っておきたい演説がたくさん登場します」と見どころを語った。

　番組には、峰竜太さん、宮崎美子さん、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックン、小島瑠璃子さんも出演する。26日午後8時54分から放送。