人気グループ「嵐」の二宮和也さんが12日、東京都内で映画「母と暮せば」(山田洋次監督)のクランクアップ会見に登場した。今回、親子役で初共演した吉永小百合さんについて、「『かずなりさん』と呼んでいただいていたんですけど、ちょっとドキドキしました」と語り、「身内にも(かずなりさんと)呼ばれたことがなかったので、僕の“初めての人”になりました」と笑顔で明かした。
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続けて、二宮さんは「僕は『かずや』と呼び間違えられることが多いんですが、吉永さんがみんなの前で必ず『かずなりさん』と呼んで、僕の名前を毎日、宣伝活動をしてくださった」と感謝していた。一方の吉永さんは「私はどういうふうに名前を呼んだらいいかと思っていたときに、(二宮さんが)小百合さんって呼んでくださったので、とてもうれしくて、距離が縮まった気持ちがしました」といい、「撮影が終わったあとも、テレビで危険なシーンを見ると、とてもドキドキして『大丈夫かしら、うちの息子』って思っています」と二宮さんへの思いを語った。
映画は、1948年の長崎が舞台に、原爆で一瞬にして人生を失った息子とその母親の物語を描く。12月12日公開。会見には、黒木華さん、浅野忠信さん、山田監督も出席した。
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