織田裕二:世界陸上出場のガトリン選手を質問攻めに リレー走順を聞き出す

「世界陸上北京」(TBS)の制作発表に出席した織田裕二さん(左)とジャスティン・ガトリン選手
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「世界陸上北京」(TBS)の制作発表に出席した織田裕二さん(左)とジャスティン・ガトリン選手

 俳優の織田裕二さんがこのほど、22日に北京で開幕する陸上の世界選手権を放送する番組「世界陸上北京」(TBS)の制作発表会見に出席した。会見は同局で行われ、大会に向け日本で調整中で、男子100メートル、200メートルに出場予定のジャスティン・ガトリン選手(アメリカ)も出席。同競技に注目しているという織田さんはうれしさを抑えきれず、ガトリン選手を質問攻めにし、「リレーは出場しますか? アンカーですか?」という直球の質問に対してガトリン選手が「2番目だよ」と答えてしまい、織田さんが「これ、聞いちゃいけなかった?」と周りに確認する場面もあった。

ウナギノボリ

 ガトリン選手は、同競技の世界記録保持者のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)の“最大のライバル”と言われており、織田さんは「ボルト選手に対してどうしますか?」「勝つ自信はありますか?」と次々と質問。ガトリン選手は「(勝った時の)笑顔と表彰台で手を振る練習を今からしているよ」とジョークを交えながら「しっかりと練習して最高の状態で大会に臨みたい」と闘志を燃やした。

 またガトリン選手は、織田さんに求められ16歳の期待の日本人、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手に対し「下がっている腕をもっと上げて走るとタイムも上がるはず」とアドバイスを送った。また「この大会が終わったら、ゆっくり休んで東京の試合(2020年の東京五輪)に備えたい」と5年後も現役でいることを“約束”した。

 「世界陸上」は、1983年にヘルシンキで第1回が行われ、現在は2年に1度、開かれており今回が15回目。TBSは、30日まで9日間にわたって独占放送する。

 会見には、織田さんとともに10大会連続でメインキャスターに起用されたフリーアナウンサーの中井美穂さん、高橋尚子さん、小谷実可子さん、千葉真子さん、室伏由佳さんも出席。織田さんは「選手にとって2年に一度しかない真剣勝負の場。真の世界一を決める熱い夏がやってきました。64時間生放送と非常に長丁場ですが、ここにいるみんなと力を合わせまして、本当に見てよかった、この感動と興奮を味わえてよかったと言えるような大会、放送にしたい」と力を込めた。

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