蒼波純:「歌うなんて……」主演映画発でアイドルユニット結成

劇場版「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」舞台あいさつに登場した(左から)サクライケンタさん、蒼波純さん、吉田凜音さん、大森靖子さん
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劇場版「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」舞台あいさつに登場した(左から)サクライケンタさん、蒼波純さん、吉田凜音さん、大森靖子さん

 女優の蒼波純さん(14)が27日、東京都内で行われた主演映画「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」(白石和彌監督)の舞台あいさつに登場。ラッパー役で出演しているアイドルの吉田凜音さんとともに、14歳の期間限定アイドルユニット「ずんね from JC-WC」を結成し、記念トークショーを行った。蒼波さんは「私、歌うなんて思っていなくて……しかもプロの方(吉田さん)と。びっくりしました」と恐縮し、会場の笑いを誘った。吉田さんも「純ちゃんとユニットが組めるなんて、想像が全然なかったので、すごくうれしいですね」と笑顔で返した。

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 「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」は、学校のトイレを舞台に女子中学生たちの本音を描く配信連続ドラマで、全12話が動画配信サイト「GYAO!」で配信された。今回の劇場版は、配信ドラマに未公開映像を加えて再編集したもので、【前編:入る?】【後編:出る!】が公開中。トイレの清掃員役を演じているロックバンド「神聖かまってちゃん」のみさこさん以外は全員中学生が出演している。イベントには、蒼波さん、吉田さんのほか、同ユニットをプロデュースしたシンガー・ソングライターの大森靖子さんと音楽家のサクライケンタさんも登場した。

 デビュー曲「14才のおしえて」について、レコーディングは「楽しかったですね」と声を合わせる大森さんとサクライさんに対して、吉田さんは「歌いこなせるかなあと思いました。その曲にあった歌い方、純ちゃんとの世界観を出せるかなと思いました」とコメント。蒼波さんは、楽曲を作った大森さんとサクライさんを前に「不安定なリズム? ちょっと言っていいのか分からないですけれど、歌いにくそう……」と消えそうな声で素直に感想を語り、「あ、でも、かわいい? かわいいです」と慌ててフォローして、会場を沸かせた。

 「ずんね from JC-WC」は、劇中の「女子トイレ」から誕生したユニットで、吉田さんが15歳になる12月11日までの期間限定。愛称が「ずんたん」の蒼波さんと、吉田さんの名前「りんね」を掛け合わせたネーミングで、作詞・作曲を大森さん、編曲をサクライさんが担当。「14才のおしえて」は、29日に神奈川・横浜アリーナで行われるイベント「@JAM EXPO2015」で初披露され、同日に有料配信予定。

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