蒼樹うめ:初個展に「まどマギ」「ひだまり」設定画など300点 ライブでキュゥべえ描く

上野の森美術館(東京都台東区)で開催される「蒼樹うめ展」の内覧会でライブドローイングを披露した蒼樹うめさん
1 / 25
上野の森美術館(東京都台東区)で開催される「蒼樹うめ展」の内覧会でライブドローイングを披露した蒼樹うめさん

 アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案やマンガ「ひだまりスケッチ」などで知られる蒼樹うめさんの初の個展「蒼樹うめ展」が3日、上野の森美術館(東京都台東区)で開催される。2日には報道関係者向けの内覧会が行われ、初公開となる「まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチ」の設定画や描き下ろしのイラストなど約300点がお披露目された。12日まで。

ウナギノボリ

 内覧会では、蒼樹さんがライブドローイングを披露。蒼樹さんは、入り口に設置されたボードに、色鉛筆とマーカーを使って「ひだまりスケッチ」の主人公・ゆのと「まどか☆マギカ」のキュゥべえを約20分かけて描き、「私はちっぽけなマンガ家です。展示会は分不相応と不安でしたが、私なりに肩肘を張らず、ニコニコ見られる展示会ができればと考えました」とあいさつした。ライブドローイングは会期中も開催される予定で、日時は発表されていない。

 展示は「『蒼樹うめ』の仕事」「キャラクター原案 魔法少女まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチの世界」の3コーナーに分かれており、「『蒼樹うめ』の仕事」では蒼樹さんの仕事を再現したコーナーや描き下ろしイラストのメーキング映像、子供のころに描いた絵などが展示されている。

 「キャラクター原案 魔法少女まどか☆マギカ」では設定画などを初公開。「ひだまりスケッチの世界」では、ゆのの部屋を再現したセットが公開されているほか、蒼樹さんが考案したゆのの絵描き歌の映像なども展示されている。蒼樹さんやゆの役の阿澄佳奈さん、鹿目まどか役の悠木碧さんによる音声ガイドも用意されている。

 開館時間は午前10時~午後5時。入場料は一般、大学生が1000円、中高生が600円、小学生以下は無料。 

写真を見る全 25 枚

アニメ 最新記事