注目ドラマ紹介:「三人兄弟」 六角精児らダメ兄弟が名古屋で喫茶店開業 東海エリアであす深夜から

東海エリアで12日深夜に放送をスタートする連続ドラマ「三人兄弟」の第1話の場面写真=メ~テレ提供
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東海エリアで12日深夜に放送をスタートする連続ドラマ「三人兄弟」の第1話の場面写真=メ~テレ提供

 俳優の六角精児さん、お笑いコンビ「キングオブコメディ」の今野浩喜さん、俳優の波岡一喜さんが兄弟を演じるメ~テレ(名古屋テレビ、名古屋市中区)の連続ドラマ「三人兄弟」が12日深夜から東海エリアで放送をスタートする。「モテない」「金ない」「意気地ない」の三拍子がそろった“ダメ兄弟”が名古屋で喫茶店を開き、よからぬ方法で“奮闘”する姿を描きながら、名古屋の喫茶店文化も紹介する。

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 ドラマは、同局が50周年を記念して2012年に放送し、国内の優れたドラマを表彰する「東京ドラマアウォード」で「ローカル・ドラマ賞」を受賞した「名古屋行き最終列車」のスタッフがオール名古屋ロケで制作するオリジナルストーリー。長男の真野金一(六角さん)、次男の銀二(今野さん)、三男の銅三(波岡さん)は、ずっとつるんで生きていたが、金一は弟たちをいつも「女子にモテる」という口実で、いいように“利用”してきた。そんな3人が名古屋で喫茶店を始めることになり、名店を巡りながら、そのノウハウを“パクって”、有名店を目指していく。

 30年前の金一を人気子役の鈴木福さんが演じ、白石美帆さん、ヒップホップグループ「HOME MADE 家族」のMICRO(ミクロ)さん、中村静香さんも出演する。

 劇中では「ザ・ベストテン」ならぬ「ザ・キッサテン」と題して、名古屋発の喫茶店チェーン「コメダ珈琲(コーヒー)」など、名古屋の有名喫茶店や、名物メニューなどが紹介される。挿入歌は六角さんが同作のために作詞、作曲した「ブサイク」が採用された。六角さんが歌い、今野さんと波岡さんがコーラスを担当。六角さんのバンド「六角精児バンド」が演奏している。

 第1話は、3人が、父親が経営していた名古屋の喫茶店を継ぐまでが描かれる。東京で生活する3人は、金一が発案した商売をするものの、成功せず、ついに手持ちの金が底を突いてしまう。そこへ、亡くなった父親が名古屋で経営していた喫茶店を継がないかという話が舞い込み……と展開する。

 放送はメ~テレで毎週月曜深夜0時20分から。全10回。

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