本郷奏多:誕生祝いの花束に「花粉症なんです」

映画「シネマの天使」初日舞台あいさつに登場した本郷奏多さん
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映画「シネマの天使」初日舞台あいさつに登場した本郷奏多さん

 俳優の本郷奏多さんが7日、東京都内で行われた映画「シネマの天使」(時川英之監督)の初日舞台あいさつに、主要キャストとともに登場。今月15日に25歳の誕生日を迎える本郷さんは、9日に55歳の誕生日を迎える石田えりさんとともにバラの花束で祝福され、「おお!すごい!美女に花をいっぱいもらっている!」と喜びの声を上げつつ、「僕、花粉症なんですけど……」と明かして笑いを誘った。

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 映画は、2014年8月に122年の歴史に幕を下ろした映画館「シネフク大黒座」(広島県福山市)の閉館をめぐる人間模様を、実話やフィクションを織り交ぜながら描いた作品で、取り壊し間際の同館で撮影。閉館間近の映画館で働き始めたヒロインを藤原令子さん、その幼なじみで映画を撮ることを夢見るバーテンダーを本郷さんが演じた。

 舞台あいさつには共演の石田さん、及川奈央さん、時川監督らも登場。本郷さんは「映画がこんなにいろいろな思いを与える可能性があるものなんだと、自分の仕事にさらに誇りを持てるきっかけとなる作品でした。きっと大黒座が喜んでいてくれるんじゃないかと思う」と熱い思いを語り、藤原さんも「こんなにたくさんの方に見ていただけるということが、すごくうれしい」と笑顔を見せた。

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