昭和元禄落語心中:テレビアニメがアニメイズムで16年1月スタート 初回は1時間拡大スペシャル

「昭和元禄落語心中」の一場面(C)雲田はるこ・講談社/落語心中協会
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「昭和元禄落語心中」の一場面(C)雲田はるこ・講談社/落語心中協会

 落語をテーマとした雲田はるこさんのマンガが原作のテレビアニメ「昭和元禄落語心中」が、2016年1月8日深夜からMBS、TBSほかの深夜アニメ枠「アニメイズム」でスタートすることが11日、分かった。初回は1時間拡大スペシャルで、刑務所上がりの与太郎が落語の大名人・有楽亭八雲に弟子入りを果たすまでを描く「与太郎放浪編」を放送する。

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 「昭和元禄落語心中」は、昭和を舞台に、噺家(はなしか)の人間模様を描いたマンガで、女性向けマンガ誌「ITAN(イタン)」(講談社)で連載中。孤高の大名人・有楽亭八雲や、そこへ押しかけて弟子入りした与太郎、八雲の盟友で“希代(きだい)の名人”とうたわれた助六の忘れ形見で親を失ってから八雲に育てられてきた小夏ら個性的なキャラクターが登場する。第17回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞の一般部門を受賞したことも話題になった。

 テレビアニメは「与太郎放浪編」のほか、八雲が落語家を志すことになったきっかけや助六との過去の因縁に迫る「八雲と助六編」を中心としたストーリーとなる。与太郎を関智一さん、八雲を石田彰さん、助六を山寺宏一さんが演じるほか、声優として小林ゆうさん、林原めぐみさん、山口勝平さんらが出演する。「ローゼンメイデン」「さんかれあ」などの畠山守さんが監督を務め、「ひぐらしのなく頃に」などのスタジオディーンが制作する。

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