川島なお美さん:直筆の闘病日記&秘蔵映像初公開 フジテレビで特番放送へ

川島なお美さん(右)と鎧塚俊彦さん(2014年のクリスマスイブの様子)=フジテレビ提供
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川島なお美さん(右)と鎧塚俊彦さん(2014年のクリスマスイブの様子)=フジテレビ提供

 胆管がんのため9月に死去した女優の川島なお美(本名・鎧塚なお美)さん(享年54)の素顔に迫る特別番組「独占!初公開!直筆日記と死の直前秘蔵映像!女優・川島なお美物語~余命宣告 闘病全記録~」(仮)が12月24日にフジテレビ系で放送されることが分かった。夫でパティシエの鎧塚俊彦さんの協力のもと、亡くなる直前まで出演する予定だったミュージカル「パルレ~洗濯~」の通し稽古(けいこ)の様子などの秘蔵映像を初公開するほか、死後に見つかった川島さん直筆の闘病日記も初めて紹介される。

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 番組では川島さんが“素顔”に一番戻れる場所であった自宅を鎧塚さんが案内し、直筆の闘病日記の内容を初公開。「生きることへの執着」や「がん」への思いなど、鎧塚さんにさえ語ることのなかった川島さんの本音や遺言のような言葉がつづられているという。

 さらに、鎧塚さんも知らなかった写真を丁寧に仕分けしたアルバムや、鎧塚さんのために分かりやすくスケジュールを書き込んだカレンダー、鎧塚さんが忘れ物をしないように書き残した直筆メモなども公開。川島さんの思いがあふれる空間で、鎧塚さんが2年に及ぶ壮絶な闘病生活について初めて語る。

 同局編成部の情野誠人さんは「この番組を通して、今まで我々が知らなかった真実の川島さんの素顔をお見せできればと思います。また、川島さんは亡くなる1週間前まで舞台に立っていました。“生涯女優”を全うした川島さんは、病で選択を迫られた時も判断の基準は“女優として生きるためにはどちらがよいのか?”ということだったようです。なぜそこまで“女優でいる”ことにこだわったのか、またそれを“ブレず”に全うできる彼女の強さの源にも迫ります」と語っている。

 番組は12月24日午後7時から放送予定。

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