広瀬すず:自分の成長ぶりに驚く 「顔も変われば、いろいろ変わった」

「第39回山路ふみ子映画賞」贈呈式に出席した広瀬すずさん
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「第39回山路ふみ子映画賞」贈呈式に出席した広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが27日、東京都内で開催された「山路ふみ子映画賞」の贈呈式に出席。映画「海街diary」(是枝裕和監督)での浅野すず役の演技が評価され「新人女優賞」を受賞した広瀬さんは「お芝居に対して不安は全くなかったし、何にも怖いことはなかったんですけど、1年かけて撮影させていただいたので、本編を見たら私自身の成長ぶりすごくって。顔も変われば、いろいろ変わったなって……」と率直な感想を語り、会場を和ませた。

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 また広瀬さんは“異母姉”役の綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さんとの撮影を振り返り、「お姉ちゃんたちとお芝居してる時も撮影をしているというよりも、本当に4人で会話をしている感覚で、カメラが回ってない時と変わらない関係性を作ってくださった」と語ると、「これだけ記録してもらえる作品は最初で最後だなって。全部が楽しかったです」と笑顔を見せた。

 「山路ふみ子映画賞」は、元女優の山路ふみ子さんが日本映画振興のため私財で設立した「山路ふみ子文化財団」が主催し、その年の優れた映画や俳優らに贈られる。39回目を迎えた今年は「映画賞」を「海街diary」の是枝監督、「映画功労賞」を故・岡本喜八監督の妻で、今年は「中みね子」として「ゆずり葉の頃」で監督デビューも果たした岡本みね子さん、「文化賞」を杉浦日向子さんのマンガ「百日紅(さるすべり)」が原作の劇場版アニメ「百日紅~Miss HOKUSAI~」の原恵一監督、「女優賞」を映画「あん」(河瀬直美監督)で主演を務めた樹木希林さん、「文化財団特別賞」をドキュメンタリー作品「ひとりひとりの戦場 最後の零戦パイロット」の楠山忠之監督、昨年12月に亡くなった映画評論家の品田雄吉さんが受賞した。

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