ピース又吉:直木賞作家・西加奈子と紀行特番 沖ノ島で神秘に迫る 

お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんと直木賞作家・西加奈子さんが出演するRKB制作の特別番組「又吉直樹 神の島を行く ~宗像大社と出光佐三」の一場面=RKB提供
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お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんと直木賞作家・西加奈子さんが出演するRKB制作の特別番組「又吉直樹 神の島を行く ~宗像大社と出光佐三」の一場面=RKB提供

 小説「火花」で芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんと、親交のある直木賞作家・西加奈子さんが出演するRKB制作の特別番組「又吉直樹 神の島を行く ~宗像大社と出光佐三」が13日にTBS系で全国放送される。又吉さんは、「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」として2017年の世界文化遺産登録を目指す福岡・沖ノ島に渡り、奥深い原生林と神秘のベールに包まれ、神の領域とされる巨大な岩が連なる峡谷「黄金谷」に迫る。

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 今回、又吉さんが訪れた沖ノ島は、別名「不言島(おいわずのしま)」と呼ばれ、一般人の立ち入りが制限されているだけでなく、「島で見聞きしたことは話してはならない」「一木一草たりとも持ち出してはならない」とも言われ、多くの謎を秘めたスポットとして注目を集めている。また沖ノ島を中心とした玄界灘には、かつて大陸との盛んな交流を物語る多数の史跡が残され、西さんは沖ノ島の沖津宮の「妹神」を祭る、同じ福岡県の筑前大島を訪れ、玄界灘に雄飛した古代の海人族をしのび、その故地を歩く。

 そのほか番組では沖ノ島と筑前大島の沖津宮、宗像市の辺津宮の「宗像大社」を生涯にわたって崇敬した出光興産の創業者・出光佐三さんの足跡にも触れ、ナレーションは歌手の手嶌葵さんが担当する。
 
 「又吉直樹 神の島を行く ~宗像大社と出光佐三」はTBS系で午後3時半~同4時54分に放送される。

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