笑ってはいけない:17.6%で大みそか民放首位 格闘技対決はTBSが制す

日本テレビの大みそか特番「絶対に笑ってはいけない名探偵24時!」の会見に出席したダウンタウンの松本人志さん(左)と浜田雅功さん=2015年12月2日撮影
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日本テレビの大みそか特番「絶対に笑ってはいけない名探偵24時!」の会見に出席したダウンタウンの松本人志さん(左)と浜田雅功さん=2015年12月2日撮影

 昨年12月31日に放送された民放の夜の特別番組のうち、日本テレビ系で10年連続で放送された「ガキの使いやあらへんで!!」(ガキ使)の大みそか恒例番組「絶対に笑ってはいけない」シリーズが午後6時半からの1部で17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)、同9時からの2部で15.3%を記録し、同時間帯の民放首位を獲得したことが2日、分かった。“格闘技対決”として注目されたTBS、フジテレビ、テレビ東京の格闘技系番組では、元格闘家の魔裟斗さんと山本“KID”徳郁選手の対決を放送したTBSの「KYOKUGEN2015」が制した。

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 今回の「絶対に笑ってはいけない」シリーズは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!」として放送された。13年は「地球防衛軍24時」で、1部が19.8%、2部17.2%。1部2部とも歴代最高だった。14年の大みそかは「大脱獄24時」で1部18.7%、2部16%だった。

 昨年の大みそかに放送されたTBSの「KYOKUGEN2015」は午後6時からの1部が8.8%、同7時からの2部が7.7%、3部(午後10時から)が9%、4部(午後10時52分から)が4.6%だった。フジテレビが放送した総合格闘技の大会「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX(ライジン・ファイティング・ワールド・グランプリ) 2015 さいたま3DAYS」は、午後7時からの第1部が5.6%、同8時45分からの2部が7.3%、3部(同10時半から)が3.7%だった。またテレビ東京の「プロボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦SP」(午後9時半から)は、3.7%だった。

 またテレビ朝日の大型クイズ番組「くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー」は午後6時からの1部が10%、同7時からの2部が7%、同9時からの3部が5.6%、同11時45分からの4部は7.3%だった。

 同時間帯に放送された「第66回NHK紅白歌合戦」は前半34.8%、後半(午後9時から)39.2%で、1989年に2部制を取り始めてから、後半が40%を割り込むのは07年以来で、4度目。04年の39.3%を下回り、過去最低だった。

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