アニメ質問状:「虹色デイズ」 原作のキャラに似せるのが大変 若いスタッフの成長も

「虹色デイズ」の一場面(C)水野美波/集英社・「虹色デイズ」プロジェクト
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「虹色デイズ」の一場面(C)水野美波/集英社・「虹色デイズ」プロジェクト

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、水野美波さんのマンガが原作の「虹色デイズ」です。プロダクションリードの大久保富彦監督に作品の魅力を語ってもらいました。

ウナギノボリ

 --作品の概要と魅力は?

 4人の男子高校生の恋や友情を描いた人気マンガが原作です。それぞれタイプの異なった4人の絶妙なバランスと、彼らを取り巻く友人たち、そして女子たち、すべてのキャラが立っていて、いろいろな角度から楽しめる作品になっていると思います。

 --アニメにするときに心がけたことは?

 15分アニメと決まって、正直、初めは少々戸惑いましたが、今ではテンポよく楽しんでいただけるのではないかと思っています。2クールでラストまで楽しめる構成になっていると思います。

 --原作者の方からお願いされたことはありますか?

 やや質問から外れているかもしれませんが、原作者の水野さんは大変絵の上手な方なので、キャラ全般に似せるのが大変です。人気コミックのアニメ化なので、基本的には原作者の方の意向を反映したいと思っていますが、異なる媒体なので難しいです。

 --作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 アニメ制作においては、やや人材不足気味なスタートでしたが、全員で頑張ったおかげで、若いスタッフが成長しているのがうれしいです。大変なことというより心配だったことですが、発表の順番で15分アニメであるということが後だったので、視聴者の方の反応が心配でしたが、おおむね好意的に受け止めてくださったのは大変感謝しています。

 --今後の見どころを教えてください。

 新キャラの登場を含め、学園生活だけにとどまらずに、いろいろと展開されていきますので、その中でのそれぞれのキャラの成長を楽しみにしてください。

 --ファンへ一言お願いします。

 一本一本丁寧に作っていきますので全話楽しみにしてください。最後に読んでいただいた方々に、とっておきの裏情報や大爆笑エピソードとかなくてすみません。今後ともプロダクションリードにも注目してください。

 プロダクションリード所属 監督 大久保富彦

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