松田翔太:出演作の判断基準は? 「GATSBY学生CM大賞」にゲスト審査員で出席

「第10回 GATSBY学生CM大賞」の授賞式にゲスト審査員として参加した松田翔太さん
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「第10回 GATSBY学生CM大賞」の授賞式にゲスト審査員として参加した松田翔太さん

 俳優の松田翔太さんが30日、東京都内で行われた「第10回 GATSBY学生CM大賞」の授賞式に出席。ゲスト審査員として参加した松田さんは出品作品の審査後、「皆さん面白いアイデアをお持ちだなと思った。自分のアイデアを形にしているのがうらやましい」と語った。コンテストでは続きが気になる構成の作品が各賞を受賞したことを踏まえ、松田さんは「自分が出演する作品とか選ぶときに、分かりやすくさせすぎているものにはあまり興味が湧かない。作り手が答えを見せようとしているものはあまり心に響かない。なんだろうこれ、とこっち(自分)が思うと、すごく興味が湧いてくる」と自身の考えを交えながら感想を語った。

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 松田さんは、授賞式ではゲスト審査員として自身が選んだ「松田翔太賞」の際に壇上に登場。台湾から参加したグループ「Lower-class Men who can’t Graduate」の黒子が主人公と一緒に行動しながら髪形を常に整えるCM作品「I Will Follow You編」を選んだ松田さんは、「僕がCMでもお芝居でも、俳優として楽しんでいることがあって、それは正常な世界観の中で異常が起きていること、異常な世界で正常なことが起きていること。(受賞作には)そのニュアンスの面白さがよく出ていたと思う」と選考理由を語り、「来年は僕もこっそり学生のフリをして(作品を)出したいなと思います」と冗談めかして話を締めくくった。

 「GATSBY学生CM大賞」は学生を対象としたCM作品のコンテストで、マンダムのブランド「GATSBY」商品を題材に作品を募集。第10回となる今回は11カ国・地域からエントリーを受け付け、過去最多の1559作品の応募があった。その中から26作を最終ノミネート作品に選出。大賞の「ザ・グレイテストギャツビー賞」には香港のグループ「ブーパートナー」の作品「ギャツビーで宇宙人がくしゃみ編」が選ばれた。大賞作品は地上波テレビCM枠で放送されるほか、イタリアのカンヌ広告祭に出品される予定。

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