AKB48岩佐美咲:初ソロコンサートで卒業発表 「演歌の道、一本で」

初のソロコンサートでAKB48からの卒業を発表した岩佐美咲さん
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初のソロコンサートでAKB48からの卒業を発表した岩佐美咲さん

 アイドルグループ「AKB48」の岩佐美咲さんが30日、東京・浅草公会堂で開いた初のソロコンサート「岩佐美咲ファーストコンサート~無人駅から 新たなる出発の刻(とき)~」で卒業を発表した。岩佐さんは「岩佐美咲は、AKB48を卒業します」とファンに報告し、「演歌の道、一本でやっていきたいという意思が演歌を歌わせていただくたびに強くなってきて、この決断をさせていただきました」と語った。

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 この日のコンサートは、演歌歌手としてソロデビューし、今年で5年目を迎えた岩佐さんが21歳の誕生日に開いた初の単独コンサート。ファンで埋まる客席を前に登場した岩佐さんは「いよいよ今日を迎えることができました。初めてのソロコンサートです。今日は、私の一つの夢だったソロコンサートを、たくさんの方々のお陰で迎えることができて、とてもうれしいです。泣いてしまいそうで、みんなの顔が見られないです……。今日は精いっぱい歌わせていただきますので、最後まで楽しんでいってください」と感激の涙を流しながらあいさつ。

 AKB48のヒット曲「フライングゲット」「恋するフォーチュンクッキー」などの演歌バージョン、「津軽海峡・冬景色」「天城越え」「赤いスイートピー」といった昭和の名曲のカバー、新曲「ごめんね東京」、ソロデビュー曲「無人駅」など全21曲を熱唱。ギターの弾き語りによる歌唱も行ったほか、ファンへのサプライズゲストとして登場した元AKB48の松井咲子さんのピアノ伴奏で「履物と傘の物語」と「翼をください」を披露した。

 コンサートの最後には「これからも皆さんのお力をお借りしながら、いろんな夢をかなえていきたいと思っています。その中で自分に厳しくしたく、一つ自分の中で決めたことがあります。岩佐美咲は、AKB48を卒業します」と発表。「AKBをやめてからが本当のスタートライン。これからも応援してくださったらうれしいです」と決意を語り、ファンからは「頑張って!」と拍手と声援が送られた。

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