土屋太鳳:「女優として生き抜こう」と決意新た 有村、菅田らとエランドール賞新人賞受賞

「第40回エランドール賞」の授賞式に出席した(左から)吉田羊さん、玉山鉄二さん、土屋太鳳さん、菅田将暉さん、有村架純さん、柄本佑さん
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「第40回エランドール賞」の授賞式に出席した(左から)吉田羊さん、玉山鉄二さん、土屋太鳳さん、菅田将暉さん、有村架純さん、柄本佑さん

 映画やテレビドラマなどで活躍した俳優やプロデューサー、作品を表彰する「第40回エランドール賞」の新人賞を土屋太鳳さん、有村架純さん、菅田将暉さんらが受賞し、4日、東京都内で行われた授賞式に出席した。受賞のスピーチで土屋さんは、「私は人として未熟で、演技に憧れる気持ちと恐れる気持ちの両方にいつも揺さぶられていました。なので、自分の職業にしても演技の仕事を目指したいと表現してきました」と振り返り、「でも今ここで、『まれ』や『図書館戦争』など心から愛した作品をきっかけに名前を呼んでいただいて、女優として生きていこうと思いました。役者でも表現者でもなく、女優として、生き抜こうと思います。応援してくれている全ての方々に感謝を伝えたいと思います」と思いを語った。

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 新人賞はスター性と演技力を兼ね備え、次代の映画やテレビを背負って立つことが期待される俳優に贈られる賞で、3人のほか、柄本佑さん、玉山鉄二さん、吉田羊さんも受賞した。

 映画やテレビドラマなどで大活躍している有村さんは「このような授賞式に参加させていただくことは初めてなのでとても緊張しています。この賞をいただいたことを家族や関係者伝えたとき、みんな喜んでくれて、とっても幸せな賞をいただいたなと感じています」と喜び、「(これまで)本当にさまざまな役をやらせていただきましたが、これからもたくさんの役に出合って新しい自分も同時に発見できるように頑張っていきたいです」と抱負を語った。また、菅田さんも「去年1年、マネジャーと寝ずに働こうといろんな作品に出て、最終的ないろんな目標の中にこのエランドール賞というのがあって、去年の今ごろから今日のこの日のスケジュールを空けて臨んでいました。なので、ここに立っていることがうれしい。初めてマネジャーとハイタッチして、喜びというか興奮しました」と今回の受賞に感激していた。

 「エランドール賞」は、日本映画テレビプロデューサー協会が主催で今回で40回目。プロデューサー賞は映画「ビリギャル」の那須田淳さん、NHK連続テレビ小説「マッサン」の櫻井賢さん、プロデューサー奨励賞は映画「百円の恋」の佐藤現さん、「釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~」(テレビ東京)で浅野太さん、齋藤寛之さんが受賞した。花束贈呈のゲストとして、伊藤淳史さんや榊原郁恵さん、安藤サクラさん、「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん、前田吟さんらも祝福に駆けつけた。 

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