元AKB48の篠田麻里子さんが10日、東京都内で行われた出演映画「テラフォーマーズ」(三池崇史監督)の完成直前イベントに登場。三池監督は篠田さんについて「非常に真剣で、全力で。客観的にも自分を見ているし、向上心の塊。完成してしまった人よりもはるかに可能性があるし、僕としても楽しい」と高評価。それを受けて、篠田さんは「録音しておきたかった。うれしい」と大喜びだった。
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今回、“三池組”に初参加した篠田さんは「三池さんの作品の一つになれるということで、すごくワクワクして。現場でも、三池さんが通るたびに心の中で『キャー』って言っていました」と語り、「実際、演技指導していただいたときも、怖いのかなって思っていたのですが、優しく細かく教えていただいて。すごくいい勉強になりました」と笑顔で話していた。
「テラフォーマーズ」は、累計発行部数1400万部を突破した人気マンガが原作。西暦2599年の火星を舞台に、テラフォーマー(人型のゴキブリ)と昆虫の能力を持った人間たちが繰り広げる激しい戦いを描く。4月29日公開。前日譚(たん)となる物語が、映像配信サービス「dTV」でドラマ「テラフォーマーズ/新たなる希望」として同24日から独占配信されることも発表されており、この日はドラマの特報もお披露目された。
篠田さんは、主演の伊藤英明さんらとテラフォーマーを駆除するため、何も知らずに「高額なギャラで簡単な仕事」と言われて、火星に送りこまれる15人のメンバーの1人・大迫空衣を演じている。役柄同様、「おいしいと思っていたら、裏のあった仕事」を聞かれた篠田さんは、「スーパーの精肉店でアルバイトしたことがあって。帰りにお肉がもらえるので『おいしい仕事』だと思ったんですが、裏で地道に砂肝を抜くつらい仕事だった。貧血で倒れて1週間でクビになっちゃいました」と苦い思い出を明かしていた。
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